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- 社会的責任への取り組み
光機械製作所では、社員、お客様、お取引先様、地域社会との信頼関係を築き、
ともに発展し、選ばれる企業になるために、企業の社会的責任について積極的に取り組むことが不可欠と考え、
その活動を一歩一歩進めております。
今後は、当社が担うべき社会的責任に関する認識をさらに深め、その領域と内容を強化してまいります。
なるほど(工夫)文化の創造
「なるほど!」と言われるアイデアと技術と感性で、
世界の工場に向けて、
生産技術を高める製品とサービスを提供する。そして、それを通じて、
1)社員の幸せ、2)お客様のよろこび、3)社会への貢献を実現する。
- 法令順守をはじめとする企業の原則的な義務や責任を厳正に遂行することにとどまらず、当社の「目指すべき企業像」に基づき、社会の一員として、より広範な社会的責任の遂行を推進する。
- そのために、自社の事業が環境や社会に及ぼす影響を深く認識し、常に改善改良に努めるとともに、技術開発や価値創造に尽力することを基本的な姿勢とする。
- そして、社員、お客様、お取引先様と共にある成長を実現し、さらに地球環境の保全や地域社会の発展に寄与することを当社の社会的責任遂行の目標とする。
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- 採用や人事考課制度の公平性の確保
- 女性の活躍推進
- シニアの活躍推進
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- 健康経営宣言
- 健康経営に向けた様々な取り組み
- 安全衛生委員会の設置とアセスメント
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- ライフイベントで選択できる多様な制度
- ワークをわくわくプロジェクト
ダイバーシティ経営
性別、国籍、年齢に関わらず、多様な人材や価値観を積極的に登用するダイバーシティ経営は、光機械製作所にとって重要な社会的責任であると同時に、付加価値をもたらす事業上の強みです。
挑戦する思いのある社員に公平な機会を提供し、多様な人材や価値観を積極的に事業に取り入れるために、様々な取り組みを行っています。
採用や人事制度の公平性
採用においては、すべての応募者を性別、国籍、年齢などではなく、それぞれのスキルややる気をベースに公平に選考することに努め、女性や外国人向けの採用活動も積極的に行いながら、社内のダイバーシティを継続的に推進しています。
社員に対しては、各自の努力や目標に対する達成度を公正に評価できるような等級制度や人事考課制度を設けると同時に、それに適切に対応する処遇制度を導入し、それぞれが目標とやりがいを持って働ける環境づくりに努めています。
年二回の上長との面談では、ダイバーシティ経営の方針に反する課題を抱えることなく、それぞれの能力を発揮できているかという視点からも判断し、必要に応じて配置や業務内容に反映させるようになっています。
女性の活躍推進
当社では、ダイバーシティ経営の要の一つとして、女性の採用と要職への登用を積極的に進めています。
従来あまり女性の活躍が見られなかった現場の前線においても、本人のやる気や関心を優先し、経験がなくてもチャレンジできるよう、必要に応じてOJTを提供しています。
また、管理職への登用を目的として、社内の人材育成プログラム(経営塾)にも性別による差別なく参加を促進しています。
さらに、結婚や出産などのライフイベントによって女性が仕事をあきらめることなく、スキルを活かしたキャリアパスを描けるような施策を人事制度に導入しています。現在、当社の社員の約25%が女性で、ものづくりの要である設計・製造の現場でも女性社員が責任ある仕事にあたっています。女性の視点がお客様の現場課題を解決するソリューションを生み出したり、細やかな観察力が品質管理や生産管理において発揮されたりと、力強い戦力となっています。
女性管理職比率も20%となっており、全国の未上場企業の平均値*と比較しても非常に高い水準となっています。
*帝国データバンク 「女性登用に対する企業の意識調査(2018 年)」では、女性管理職比率は、
全国の非上場企業で平均 7.2%、上場企業で平均 5.1%と報告されています。
シニアの活躍推進
光機械製作所は、シニアの活用や熟練の技の伝承という面から、すべての社員を対象に定年再雇用制度を導入しています。
再雇用後も、ほぼ同レベルの福利厚生など、定年前と変わらずやりがいをもって仕事を続けられるようにサポートしています。
2018年3月末現在で、11名が定年後再雇用者となっており、長年の経験を生かしながら、後進の指導にあたるなど、イキイキと活躍しています。
ダイバーシティに関わる受賞実績当社では、ダイバーシティに向けた様々な取り組みが評価され、下記のような受賞、選定を受けております。
- 2009
- 三重県「男女がいきいきと働いている企業」選考委員会奨励賞
- 2011
- 厚生労働省「均等・両立推進企業表彰 三重労働局長優良賞」
- 2014
- 経済産業省「ダイバーシティ経営企業100 選」
日本生産性本部「エンパワーメント大賞功労賞」
APEC 閣僚会議「APEC 女性活躍推進企業50 選」(日本から5 社選出)
- 2016
- 経済産業省/中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300 社」(人材部門)
健康経営
企業理念の 「Be Professional!」 に基づき、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして最高のパフォーマンスが発揮できるように、また健康保持・増進、ワークライフバランスを実現できるように、健康経営宣言をしています。
光機械製作所 健康経営宣言
株式会社光機械製作所は、社員が心身ともに元気に働ける職場を目指して、健康づくりのため下記の事項に取り組みます。
- 「健康事業所宣言」を社内外へ発信します。
- 定期健康診断を実施し、健診受診率100%にします。
(求めに応じ、法定健診データを提供します。) - 法令を遵守します。
- 社員の健康課題の把握と必要な対策の検討を行います。
- 健康経営の実践に向けて環境を整えます。
- 社員の心と体の健康づくりに取り組みます。
平成30年6月21日
株式会社光機械製作所
代表取締役社長
西岡慶子
この健康経営宣言に基づき、その推進に向けた取り組みを行っています。
主な取り組み内容
- 残業時間の見える化
- 残業の多い社員に対するヒアリング
- 生産性向上の取り組み
- 健康診断受診率100%の維持
- 女性の健康推進対策(マンモグラフィ乳がん検診の無料化など)
- ストレスチェックの実施
- 運動機会の拡大に向けた
ラジオ体操の実施(毎朝) - 受動喫煙防止のための喫煙室の
設置、禁煙の推進 - 健康管理をサポートする
健康測定機器の設置 - 産業医による面談(当該者)
- 5S活動の推進
- 危険物管理と保安の徹底
- 健康をテーマとした社内研修の実施
- 健康関連書籍の貸出し
(ライブラリー)
安全衛生委員会の設置
これらの取り組みが適切に行われているかをチェックし、適切な施策を導入するために、社内横断的な組織として安全衛生委員会を設置しています。
安全衛生委員会は、月に一度、社員の安全と衛生が確保され、健康被害リスクが最小化されているか、リスクアセスメントを実施しています。
時間外勤務もアセスメントの対象となっており、部署および社員ごとに状況を把握した上で、縮減に向けた対策の検討と実施を主導しています。改善が見られない場合には、人事担当と連携しながら、配置換えなどの処置を講じることもあります。
ワークライフバランスの実現と働き方改革
ダイバーシティ経営は、新たな労働環境や仕組みづくりをなくして進めることはできません。
光機械製作所では、ダイバーシティ経営、特に女性活躍の推進に向けて、育児や介護などの個々の事情がキャリアパスの障害にならないよう、やる気のある社員をサポートする制度の導入を進めてきました。
また、すべての社員のワークライフバランスに向けて、働き方改革にも着手しています。
ライフイベントに合わせた選択可能な制度
- 産前産後休職
- 育児休職
- 介護休職
- 短時間勤務
- 在宅勤務
- 特別休暇
- 育休中の研修費用補助
その他、個々の事情に合わせて、担当業務内容の変更など相談を受け付けています。
ワークをわくわくプロジェクトの実施
光機械製作所の働き方改革の一環として、2017年から「ワークをわくわくプロジェクト」を展開しています。
パフォーマンスの最大化を推進し、仕事の効率性と生産性を高め、結果として、残業を削減し、社員一人ひとりがワークとライフのバランスをとり、より充実した人生を送れることを目指しています。全社員が参加しています。
①製造業の基本である「5S」をゲーム感覚で、チームで競う「ヒカリンピック」
②生産効率を向上させるための改善全活動「なるほどグランプリ」
③社員同士が感謝を伝え合う活動「Sweet Message」
優秀な取り組みには、会長賞や優秀賞などの表彰を行い、
報酬金やプレゼントを贈呈しています。
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- ISO9001認証
- 品質保証室の設置
- 全社を通じた品質管理体制
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- ものづくり道場
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- 熟練技術の持続を可能にする取り組み
- ユニバーサルデザインへの配慮
- お客様の生産現場の高度化と高生産性への貢献
- 技術をいかした、ものづくり現場や社会の課題解決
品質の追究
品質は、安全性、精密性、耐久性、安定性など、ものづくりに必要な要素すべてを含むものであり、お客様の生産現場に付加価値をお届けする上での絶対必要条件です。
光機械製作所では、お客様へのお約束として、品質管理を最優先とし、製造のハブである工機工場において国際的な品質規格として信頼性の高い「ISO9001(品質マネジメントシステム)」認証を取得し、世界最高水準の品質管理システムを実行しています。
また、社内の品管保証室が全社を通じた品質管理の監督を行い、工機工場と連携する設計から調達、仕上、検品、納品までのすべての工程においても、同様の厳しい品質管理基準を共有し、品質の継続的な向上を図っています。
技術の伝承
当社が創業以来培ってきた固有の技術は、今後もお客様にご満足いただける高品質で付加価値の高い製品やサービスの提供において不可欠なベースとなります。
また、日本の中小企業が育んできた様々な技術は、日本だけでなく世界のものづくりにとっても重要な資産です。
光機械製作所では、社内に「ものづくり道場」を設け、熟練職人から若手に、日本のものづくりが誇る「匠の技」の伝承に尽力しています。
この様に技術を守り、次世代に伝承していくことは、当社が認識すべき重要な責任の一つであると考えています。
社会課題の解決に向けた技術開発
ものづくりの業界では、人手不足や産業構造の変化により、職人技の伝承や、それが関わるサプライチェーンの持続性における課題が顕在化し始めています。
光機械製作所では、そうした課題解決を目的とした技術や製品の開発にも力を入れています。
熟練技術者の加工技術の機械化
昨今、様々な加工技術の担い手不足が、ものづくりの不確定要素の一つになっています。
例えば、代表的な難削材であるPCD(ダイヤモンド焼結体)の工具の刃先加工は、その素材の特性などから非常に高度な加工技術を求められ、長年の経験とノウハウと勘を持つ熟練の技術者の手にゆだねられてきました。
しかしながら、技術者の高齢化や人手不足を背景に、多くの製造現場においてこの分野の技術者の育成や加工の継続が深刻な課題となっていました。
そこで、光機械製作所では、この熟練職人の技を分析して、データ化し、研削盤製造における国内トップレベルの実績を活かして、PCD工具の刃先加工の自動化に成功(PCD刃先工具研削盤HPCD-150S)。加工技術の確保に悩むものづくり現場の課題解決に寄与しました。
ユニバーサルデザイン
作業者の負担を軽減し、安全でストレスなく精度の高いものづくりをしていただくための設計という視点も、機械を製造する上で重要な要素です。
例えば、今日のものづくり現場では多くのシニアや女性が活躍していますが、操作盤の高さや操作レバーの重さなど、一部の作業員にとって操作上の負担が大きいという場合があります。
当社では、特に作業員の負担を左右する操作部分の設計において、女性社員が中心となりユニバーサルデザインの考え方を積極的に取り入れています。
これまでも、軽くて簡単に回せるハンドル、手元に集められたスイッチ、より分かりやすい操作用インターフェース、安全性を重視した機械デザインなど、性能や機能だけではなく、デザインの面からも現場での課題解決に取り組んできました。 今後も生産性の最大化と同時に、ストレスフリーであることを追求し、“作業する方にやさしい”機械づくりを進めていきます。
光機械製作所は、ものづくり企業として様々な自然資源の恩恵を受けて事業を行っています。資源使用の最小化や有効活用に努め、地球環境への負荷をできる限り削減することは、地域社会や地球環境の持続性に向けて当社が担うべき重要な社会的責任です。
この認識に基づき、当社では、下記の通り、環境宣言を策定し、これを社内外に共有するとともに、環境マネジメントシステム(M-EMS)を導入することにより、全社を通じて環境課題の低減に向けた取り組みを推進しています。
株式会社光機械製作所「環境宣言」
基本理念
株式会社光機械製作所は、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し、全組織を挙げて環境負荷の低減に努力します。
方針
株式会社光機械製作所は、専用工作機械(研削盤)の設計・製造・販売及び鋼工具、超硬工具の製造・販売に係わる全ての活動、並びに製品及びサービスによる環境影響を低減するために、次の方針に基づき環境マネジメント活動を推進して地球環境との調和を目指します。
- 当社の活動、製品及びサービスに係わる環境影響を常に認識し、環境汚染の予防を推進するとともに、環境マネジメント活動の継続的改善を図ります。
なお、環境保護には、持続可能な資源の利用、気候変動の緩和及び気候変動への適応、並びに生物多様性及び生態系の保護などを含みます。 - 当社の活動、製品及びサービスに係わる環境関連の法的及びその他の要求事項を順守します。
- 当社の活動、製品及びサービスに係わる環境影響のうち、以下の項目を環境管理重点テーマとして取り組みます。
(1)事務用紙使用量の削減
(2)電力使用量の削減
(3)エコ製品購入の推進
(4)環境改善提案の推進
(5)社会貢献活動の推進
(6)環境教育、啓発活動の推進 - 一人ひとりが環境負荷低減活動を積極的に実践できるように、この環境宣言を全従業員に周知するとともに、社外へも公表します。
- 三重県及び津市の環境改善運動に積極的に参画します。
上記の方針達成のために、目標設定と定期的な見直しを行いながら、環境マネジメントシステムを推進します。
制定日2011年10月1日
改定日2017年9月29日
株式会社光機械製作所
代表取締役 西岡慶子
M-EMS認証
環境に関する取り組みを適正化し、公的な環境対策基準に則って継続的に管理、運用していくために、当社では、三重県が中小企業向けに制定した環境マネジメントシステム「M-EMS」の「ステップ2」の認証を2012年に取得しています。
「M-EMS」が示す手順に沿って、環境改善計画と環境マネジメントマニュアルを策定し、それにより業務を通じた環境負荷の低減にむけた取り組みを行っています。
また、計画の進捗については、月単位で確認し、社内で共有するとともに、毎年、同認証認定機関からの審査を受け、要求事項を満たしていることが認められて、これまで認証を継続しています。
三重県内事業者の自主的な環境負荷低減の取り組みを促進し、環境に関わる国際規格ISO14001 の導入を推進することを目的に設定された、認証システムです。
当社が取得している「ステップ2」は、将来「ISO14001」の認証取得も視野に入れた取り組みで、ISO14001 とほぼ同じ要求項目が設けられています。
光機械製作所は、1946年(昭和21年)に三重県津市の地で創業し、その後70年を越えて、この地を本拠として事業を行ってきました。地域の皆様、関係機関、お取引先様からのご理解、ご協力があってのことと深く感謝しております。
当社としては、地域の一員として、「地域の人材育成」、「文化の振興」、「地域産業の発展」というテーマを中心に、微力ながら地域発展への貢献を願った活動を進めています。
地域の人材育成
学生インターンシップの受け入れ
定期的に三重県内の高校、高等専門学校、大学、大学院からインターンシップを受け入れ、就業体験や技術体験の機会を提供しています。
「若者応援企業」宣言
三重県内の子どもたちや学生に向けた
工場の見学、研修の受け入れ
光機械製作所では、三重県内で学ぶ若者たちが見聞を広めたり、地域産業を学んだりする他、将来の進路検討に向けた社会勉強の機会を得ることを目的とした企業見学や研修を積極的に受け入れております。
- 地元小学校の社会見学
「わくわく津市の工業体験」(津市主催)、など - 地元高校生の会社見学
- 地元大学生の会社見学・研修
「新ものづくり発見ツアー in Mie」(三重県産業支援センター主催)
就職マッチングツアー「地域魅力発見バスツアー」(経済産業省主催)、など
グローバルリーダー育成セミナーの開催
講演・講義の提供
その他、地域の人材育成に関わるセミナーへの協力、寄付講座や講演の提供などを積極的に行っております。
主な実績
- 2013年
- 大阪機器具卸商協同組合「経営講座」
- 2014年
- 三重県「輝く女性応援会議in三重」
男女共同参画推進委員会「男女共同参画講演会」
- 2015年
- 京都繊維工業大学「女性活用で変わる日本のものづくり」
愛知県「あいち女性の活躍推進サミット2015」
- 2016年
- 中部経済産業局「ダイバーシティ経営戦略セミナー~ものづくり現場における女性の活躍が企業を変える」
三重県「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)キックオフシンポジウム」
中部経済産業局「ダイバーシティ経営戦略∞MeetUP」
- 2018年
- 中部経済産業局「次世代女性リーダー候補育成講座」
三重県「みえの輝く女子フォーラム」
中小企業大学校「トップセミナー」
教育機関での寄付講座
- 三重大学 「地域と仕事」、「地元優良企業のトップセミナー」、「男女共同参画」
- 鈴鹿高等工業専門学校「グローバルリーダー論」
- 三重短期大学 「津市から世界へ挑戦しつづけている優良企業のトップセミナー」
文化の振興
三重県総合文化センターへの協賛
文化会館、生涯学習センター、男女共同参画センター、県立図書館を擁する三重県の中心的な文化施設「三重県総合文化センター」の一般賛助会員として、2011年から協力をしています。
また、当センター内の男女共同参画センターにおける様々なイベント、研修会などにおいても、当社で積極的に進めているダイバーシティ経営についての事例紹介や情報共有を行っております。
三重県総合博物館:MieMuへの協賛
三重県総合博物館「MieMu」は、三重県の自然、歴史、文化を守り、継承することによる地域づくりや人づくりをテーマに2014年に開館した、県内初の本格的な県立博物館です。
当社では、その基本テーマに共感し、開館当時より「企業パートナーシップ」および「賛助会員」として、その運営に協力させていただいております。
地域産業の発展
産官学連携による地域産業発展への貢献
当社では、自社の技術を地域産業の発展に役立てるため、地域の大学や企業との連携を行い、様々な研究や製品の開発を行ってきました。
太陽熱発電における技術開発
2012年、NEDOの採択事業として、鈴鹿工業高等専門学校および三重大学と連携し、太陽熱発電の集光装置における技術開発プロジェクトに参加しました。
地元水産業の6次産業化に向けた
農商工連携プロジェクト
2009年、海産物の商品化による県内水産業の6次産業化と雇用促進を目指し、三重大学と第三銀行が連携し「農商工連携」研究会が発足しました。当社は、この研究会に協力する形で、自社の工作機械の技術を応用し、高品質な自動燻製加工機の開発を行いました。この取り組みは、2009年度の「津市中小企業振興事業」にも認定されました。
ものづくり基盤技術の高度化に向けた
プロジェクトへの参加
2014年、三重県産業支援センターより当社が委託を受け、戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)として、三重大学および三重県工業研究所、住友電工ハードメタル株式会社、株式会社豊田自動織機と連携し、開発プロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトでは、軽量化エンジン部品の切削加工における、高性能な刃具刃先仕上げ形状の開発とその刃先形状を実現できる専用工作機械の開発を進め、実用化を実現しました。
被災地支援:IPPO IPPO NIPPONプロジェクト
公益財団法人中部経済同友会が、“東日本大震災の被災地の経済や人々が再び元気を取り戻すための力になりたい”という思いでスタートさせた「IPPO IPPO NIPPONプロジェクト」。現在は、東北に加え、熊本地震の被災地の専門職業学校などに直接寄付金が届けられています。
光機械製作所では、東日本大震災の直後からこのプロジェクトに賛同し、協力を行っています。
福祉活動
保護犬や保護猫をはじめとした動物愛護活動を行う「アニマルレフュージ関西」や、世界の子ども達の権利を守る活動を行っている「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」などへの寄付、活動資金確保を目的としたバザーへの物品提供などを行っております。